カテゴリ:街人( 50 )

 

日曜日

本を買って下さった皆様、本当にありがとうございます。

どれだけ売れてるのかまっ  たくわかりませんが、
サインした本に関しては割とすぐ売り切れるらしいです。

というわけで、『ガードレールと少女』のイラスト入りサイン本も、
ブックストア談さんに5冊、イトーヨーカドーのブックスページワンさんに10冊
納めさせてもらいましたので、興味のある方はよろしくお願いします。



・・・話は変わって、先週の日曜日。

とても楽しい出来事があったのですが、
それは写真を元にお察しくださればと思います。



































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つづく。
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by kurukurupaaaa | 2009-06-23 00:47 | 街人 | Comments(46)  

俺の夢

俺には、ささやかな夢がある。

ささやかだけど、非常に壮大な夢。
叶いそうで、なかなか叶えられない夢。


それは、





























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俺が赤羽で最も敬愛する街人、
「居酒屋ちから」のマスター夫婦とペイティ師匠の対面に、
俺も居合わせることだ。


この、赤羽を代表する二大カリスマと、
同じ空間・同じ時間を共有することができたら、一体どうなってしまうのか?

その場の磁場がグニャグニャと狂いだし、赤羽が黒羽になってしまうのではなかろうか?

俺が俺でなくなってしまうのではなかろうか?
俺が「僕」になってしまうのではなかろうか?

想像するだけで鳥肌が立つ。


実は、マスター夫婦とペイティさんは、俺の知らない所で、
すでに繋がっているようだ。

数年前の深夜、マスターからこんな電話があった。

「清野さん、今面白いホームレスのおばちゃんと盛り上がってますよ」

電話のむこうからは、聞き覚えのある歌声が、かすかに聞こえてきた。



「ペペペイ・・・♪」



明らかにぺイティさんだった。

すぐにでも駆けつけたかったけど、そういう時に限って
はずせない用事があったりする。



マスター夫婦と道で会う度、

(嗚呼・・ぺいティさんもいないかな?)

と周囲を見渡し、逆にペイティさんと会う度、

(嗚呼・・マスター夫婦もいないかな?)

と周囲を見渡す癖がついてるほどだ。

理想的なシチェーションとしては、赤羽駅前で














































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こんな感じで三人並んだ写真を撮らせてもらったら、俺はもう言うことは無い。






















































































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昨日叶った。



写真でしかお伝えできないのが残念だが、
半端じゃなかったですよ、この時の空気感。

シャッターを押す手が振るえ、何度も失敗してしまったほどだ。
(この写真は4枚目で撮れたもの)




嗚呼、赤羽の神様・・・

積年の夢を叶えて下さってありがとうございます。

もし次、この三人と同時にお会いできる機会があれば、
その時は・・・

















































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その時はこんな感じで、居酒屋で和気藹々と飲めますように・・・














































って、これはさすがに夢の夢である。
マスター夫婦はともかく、ペイティさんは、
まず絶対こういう誘いには応じてくれない。
何度かご飯をお誘いしたことがあるけど、
丁重に断られてしまったし。

まあ、思うようにいかない所が、
ペイティさんの魅力でもあるのだけれど。


















































































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昨日叶った。



俺が本当に心の底からペイティさんを尊敬(人間として、
アーティストとして)していることを、
誠心誠意身振り手振りお伝えしたところ、
それが伝わったのか、コクリと頷き、黙って付き合ってくれたのだ。


俺、この時本当に幸せでした。































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ペイティ師匠は、ジュースや料理には一切手をつけず、









































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終始こんな恐ろしい目で俺の事をガンつけてきたので、
俺は戦慄した。

こ、こんど菓子折り持って土下座しに行かないと・・・








































この日のエピソードは、まだまだ沢山あったけど、
出し惜しむことにします。

いずれまた何かの奇怪な機会にでも。
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by kurukurupaaaa | 2009-05-23 04:34 | 街人 | Comments(47)  

メルシー先輩

あれは昨年の冬のこと。

俺の昔の漫画をネット上にアップしてくれたbccksの遠藤さん(♀)から、
預けた原稿を返却してもう為に赤羽でお会いした。

せっかくだし、軽く飲みますか的な話になって、
一軒目は割と普通の店に入って、酔った勢いで
せっかくだし、もう一軒いきますか的な話になって、
二件目は割と普通じゃない店に入った。

イイ感じの老婆が、地下にある、ちょっと怪しい雰囲気の店の階段を下りようと
していたので、そこを捕まえ、

「この店おもしろいんですか!?」

と尋ねてみたところ

「おもしろいよ」

というので老婆と一緒に入ってみる事にしたのだ。













そこはフィリピンパブだった。

老婆は、別にフィリピン人目当てで入店した訳ではなく、
ここの支配人であるママと友人で、ママと雑談しにきたようだ。

本当は老婆と話したかったのだが、入ってしまったからには仕方ない。
腹をくくってフィリピン人と話そうではないか。



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俺と遠藤さんは、老婆と離れたテーブルに案内され、
一人のフィリピン人女性が付いた。



俺達に付いたフィリピーナは、ほぼスッピンの、
40歳くらいのおばちゃんだった。
この店での源氏名は、「メルシー」さんという。

挨拶もそこそこに、


「なんかオバケの話きかせてください」


という、かなり無茶な振りをしてみたところ、
メルシーさんは一切動じずに、
中学校時代、フィリピンで大きい手に追いかけまわされたという
恐ろしい話を聞かせてくれた。


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この時点で俺の心は、メルシーさんに鷲づかまれた。
遠藤さんは黙って話を聞いていたけど、きっと遠藤さんも
鷲づかまれていたに違いない。


「アンタ、仕事何シテル?」

とメルシーさんに問われたので、
たまたまカバンの中にあった一枚の原稿を
見せびらかすことにした。




その原稿とは



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例の携帯の赤羽漫画の表紙。
なんでこの時この原稿を持っていたのか記憶にないけど、
とにかくカバンに入っていたのだ。

(フィリピン人が俺の絵を見て、どういう反応するのだろう?)

俺は少しウキウキしながら原稿メルシーをさんに手渡した。



原稿を目にしたメルシーさんの反応は、予想以上のものだった。


絵を見るなり興奮し、意味不明の言葉で
ギャーギャー奇声を上げ始めたのだ。

そこまで大袈裟に反応されると照れるなあ~!!

と思いきや、メルシーさんは別に、
俺の絵のうまさに興奮している訳ではなかった。




















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絵の中に、かつて彼女の住んでたアパートが描かれていたから
驚いたようだ。


この絵は、赤羽にある実在の坂を写真に撮って、
それを正確に模写したものなので、
おそらく彼女の言う事は事実なのだろう。



「で、どこのアパートに住んでたんですか?」

と、詳しい説明を求めたところ、
メルシーさんは、絵の中のあるアパートを指差した。


今度は俺が、意味不明の言葉で奇声を上げたくなった。


なぜなら













































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俺も数年前まで、そのアパートに住んでいたからだ。


まさかこんな、老婆にいざわなれて、たまたま入った場末のフィリピンパブで、
たまたま隣り合わせたフィリピーナが、俺と同じアパートに住んでいたなんて・・・!!

赤羽、結構な数のアパートありますよ?
どんだけの確率だよ・・・・



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驚愕すべきことに、メルシーさんは、
俺と同じ部屋の住人だった・・・・。
































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酔っ払った勢いも手伝い、驚きを通り越して、
なんか愉快なテンションになってしまった。

同時に、俺は彼女の呼び方を、「メルシーさん」から
「メルシー先輩」に改めた。































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そんなヘンチクリンな偶然を前にした遠藤さんは、
無言で俺とメルシーさんを見つめていた。

これがそこいらの女性だったら、
二軒目にフィリピンパブに連れてこられた挙句、
放置されて盛り上がられたら気分を害して怒ると思う。

しかし遠藤さんは、遠藤さんだから大丈夫なのだ。
遠藤さんは、こういう事を笑顔で許容してくださる、度量の広い女性なのだ。
だから大丈夫だったと信じたい。

あれから全然お会いしていませんけど、大丈夫ですよね・・?































それでメルシーさんの件だけど、更に詳しく話を聞いてみたところ、
俺が208号室に入る直前まで住んでいたのが
メルシーさんだったようだ。


メルシーさんが退居した時期と俺が入居した時期が、
紙一重のところでピタリと重なるし、しかも部屋の間取りや、
住んでみないと分からないことまで彼女は知っていた・・・。


俺が208号室で一番気になっていたのは、
玄関のドアにあった、劇薬をかけて解けた様な
無数の不気味な穴である。

「玄関のドアに気持ち悪い無数の穴が開いてたけど、
ひょっとしてあの穴あけたのメルシー先輩っすか?」

「アノ穴ワタシ違ウ!住ンダ時カラアッタ!」


「じゃあ洗面台のヒビ、あれはメルシー先輩?」

「ソレモ違ウ!住ンダ時カラアッタ!」


「じゃあ便座にヒビ入れたのは!?」

「ソレ、ワタシ!ゴメンネ!」





で、店を出てベロベロに酔っ払いつつ家に帰って、
寝たのが明け方くらい。


寝付いて数時間後、ある男からのメールの着信音で目覚める。























































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そのエピソードが、以前公開した、
『押切君ちにペイティさん出現事件』である。

http://usurabaka.exblog.jp/10229377/







この二つのエピソードの確率を、ロト6でお願いできないものだろうか?

ロト6が無理なら・・・・





























































































ミニロトだって構わない。
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by kurukurupaaaa | 2009-05-15 05:04 | 街人 | Comments(44)  

ジョージさんち

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数年前に、居酒屋「ちから」で知り合った、コワオモテのおじさん。
通称「ジョージ」さん。(ケータイ漫画では登場済み)

赤羽生まれの赤羽育ち。

何をやってるかよくわからない人だけど、
カタギでないことは確か。

一緒に赤羽の繁華街を歩くと、その筋と思われる怖~いお兄さんや怖~いおじさんが、
ジョージさんに向かってペコペコ挨拶するのだ。

「ジョージさんちわっす!」

「ジョージさん、いつもお世話になってます!」

ジョージさんが何をやってる人なのか気になり、何度も尋ねたことがある。
その度にジョージさんは、ニヤニヤしながらこうつぶやく。


































「いろいろ」


マスターにも何度か尋ねたことがある。

「ここだけの話、ジョージさんって何やってる人なんですか!?」

その度にマスターは、複雑な表情を浮かべながらこうつぶやく。









































「いろいろ」



俺はジョージさんのことを、
赤羽を裏で操る、陰のボスだと思っている。




そんなジョージさんから、この前呼び出しをくらった。

電話のジョージさんは、声を震わせていた。

「おい、すぐに来い・・・」

なんだか、かなりヤバそうな雰囲気。

何かジョージさんを怒らすような事をしてしまったのだろうか?
どんな用事があるのか、恐る恐るジョージさん宅にお邪魔すると・・・






























































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「暇だから遊ぼう!」

どうやら、ただ寂しかったらしい。

ビール(サッポロ黒ラベル)を飲みながら雑談したり、
ジョージさんがフィリピンに行った時のビデオを見せて
もらったりする。

で、帰る。



































赤羽で何かトラブルに巻き込まれた時は、
ジョージさんに助けを求めれば、
多分なんとかなるのではないかと、密かに期待している。
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by kurukurupaaaa | 2009-05-08 05:11 | 街人 | Comments(29)  

馬鹿祭り

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毎年恒例の、『赤羽馬鹿祭り』。
今年でもう54年目。

行こうか行くまいか迷ったのだが、
様子見程度に行くことにした。




以下、その様子。































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超楽しそうでしょう?
実際超楽しかったです。

終始「けけけ」と笑いっぱなしでした。




一通り祭りを見物した後、赤羽公園で写真撮ってたら、
後ろから

「いいカメラ使ってるねぇ。それいくらぁ?」

という声が聞こえたので、振り向いた。











































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おっちゃんがいた。

おっちゃんの名は佐藤さん。

今は公園暮らしだが、昔は京浜東北線の運転手だったらしい。


「車掌さんだなんて、すごいですねー!」

と俺が言うと、

「車掌じゃねえよ!う・ん・て・ん・しゅ!」
「車掌なんかと一緒にすんじゃねえよ!」

と叱られてしまった。

なんか、俺の中では運転手と車掌はごっちゃになっているのだけど、
ごっちゃにしてはいけないようだ。



「きっと昔、君のことも乗せて運転したことあるぞぉ!」

と佐藤さんがおっしゃるので、

「その節はお世話になりました!」

とお礼を言ったら

「よし、一杯おごってやるから、飲もう!」

と誘われたので

「今日は無理です!」

と断った。

本当は飲みたかったのだけど、今日は本当に無理だったのだ。
次赤羽公園で佐藤さんを見かけたら、俺がおごってあげようと思う。


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常に左頬を押さえていた佐藤さん。
誰かにビンタでもされたのだろうか?心配である。






ともあれ、こんな素敵な殿方とも出会えたので、
馬鹿祭りに来て本当に良かったと思う。
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by kurukurupaaaa | 2009-05-05 03:33 | 街人 | Comments(25)  

本日のおじさん・7

久々、おじさんシリーズ。




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本日のおじさんは、自転車を傾けているこちらの方。

ここのブログでは触れた事ありませんが、
HPやケータイ漫画では何度か登場済みの
スナック『ナイトレストラン』のマスターです。
齢73歳。



この自転車をどうするつもりなのか?
































































































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持ち上げるつもりだったのだ!!

後ろにいるママの「また持ち上げてるわ」的な
冷ややかな表情にも注目。



























































戦っても勝ち目はありません。
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by kurukurupaaaa | 2009-04-04 01:19 | 街人 | Comments(33)  

やはり、この赤羽といふ町には

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道路交通法という法律は、存在しないようだ。
自信が確信に変わったね。













































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もう一匹。











































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横断歩道の上を走ってないから信号無視じゃありませーん、という作戦だろうか。
俺も今度から、この作戦でいこう。

いや・・これは「道路交通法を軽視庁」という、体を張ったギャグに違いない!!
すげえ!!!






























赤羽に道路交通法無し(自信編)↓
http://usurabaka.exblog.jp/10200124/
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by kurukurupaaaa | 2009-03-17 23:07 | 街人 | Comments(27)  

赤羽の母(後編)

つづき。


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〝赤羽の母〟と対面した俺。

彼女の、全てを見透かすかのような、
鋭い眼光が突き刺さる。



母「今日は何を聞きにきたの?」

俺「えっと・・・じゃあ仕事がうまくいくかどうか
占ってもらえますか?」

母「なあに?」

俺「いや、だから仕事について・・」

母「え?」

俺「仕事!!!」

母「は??」

俺「??」


































母「耳が遠いんで、もっと大きな声で話してくれるかい!!!」













耳の遠い占い師!!

赤羽ノリだ!!!


この瞬間、俺は自分の未来よりも、
このおばちゃんの過去を知りたい衝動に駆られてしまった。

どんな人生を歩み、どうして赤羽で占いをやるに至ったのか。

その全てを根掘り葉掘り聞き出してやった。

普段、人のプライベートな話を聞くのが〝赤羽の母〟の仕事。
自分のプライベートな話を聞いてもらえたのがやたら嬉しかったのか、
すごい勢いで自らの人生を語り始めた。


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その語りっぷりは、写真の表情からもお察し頂けたかと思う。

ここまで愉快な人だとは思わなかった。
とみせかけて、実は少し思っていた。
だからここに入ったのだ。





〝赤羽の母〟に、俺が赤羽の漫画を描いてる旨を説明し、
この日の出来事を描いてもよろしいものかとお願いしてみたところ、

「どーぞどーぞご自由に」

という、大変お心強いお言葉を頂いたので、
近々描かせもらうことにした。
〝赤羽の母〟のベールに包まれた過去は、
そこで掘り下げようと思う。

あと、俺の占い結果も。































オマケ。

最近赤羽で接した人たちの写真。


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場末のスナックにて。
隣のテーブルに居合わせたおばちゃん集団に
絡まれたので一緒に飲む。
「若いエキスを吸わせて欲しい」と、
何度もしつこくお願いされたけど、拒否。










































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場末の小料理屋にて、ご主人と。











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彼の作る創作料理は、どれも愉快なネーミングだ。
愉快と同時にかなり不快なのだが、
味がとても美味いので、僕は貴方の存在を許容します。















































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ゴミ屋敷の婆さんと。

『必殺仕事人』を観ながら、ビールを飲む。
生のたまねぎを肴に。

仕事人が仕事してる最中にトイレ借りようとしたら、
少し怪訝な顔をされた。






















































たまには若い女性と会話したい。
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by kurukurupaaaa | 2009-03-09 04:41 | 街人 | Comments(33)  

赤羽の母(前編)

赤羽駅前にある、緑色の細いビル。


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このビルの三階に、赤羽を代表する占い師がいる。
そう、あの、泣く子も黙る、〝赤羽の母〟だ!


・・・まあ誰も〝赤羽の母〟なんて呼んでませんけど。
俺が勝手にそう呼んでるだけですけど。
いや、一回も占ってもらったこと無いし、
話したこともないので、正確には呼んでもいない。
ただ、思ってるだけ。

・・・いや、思ってもいないな。

正直、今考えついただけである。

でもここは敢えて、〝赤羽の母〟と呼ばせて頂く。


彼女の存在は、10年近く前から気になっていた。
その辺の街角とかスーパーとかで、しょっちゅう見かけるんですもの。

いつか占ってもらいたいと、長年、漠然と思ってたのだが、
今年は赤羽に金を遣いまくると決めたことだし、、
今日こそ〝赤羽の母〟に占ってもらおうと決起した。


































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早速ビルに潜入し、ドアの前に立ってみる。

この向こうに、〝赤羽の母〟がいる・・・


うおおお、なんか緊張してきた!!!























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ドアには、

「ボタンを押して下さい」
「ノックしてください」

と、二つの指示が書かれている。

(俺を試しているのか・・?)

すでにここから占いは始まっているとニラんだ俺は、
ドアの前でしばし考えあぐねた。











































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結果、ボタン押しつつノックをしてやった。

































ガチャ・・・











































































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〝赤羽の母〟登場!!





な・・・なんか、至近距離で対峙してみると、
厳粛で怖そうな雰囲気のおばちゃんじゃないか・・・。


少しでもふざけた事を言ったりしたら、
怒鳴られる可能性もある。
水晶で眉間をカチ割られる可能性だって出てきたぞ。

俺は、軽い気持ちで入った事を後悔した。
























































つづく。(来世に)
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by kurukurupaaaa | 2009-03-03 04:58 | 街人 | Comments(39)  

恐ろしき仮面の人④

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そんなわけで、尾行再再会。
まだ諦めません。


諦めてはいないものの、すでに何度も盗撮を
失敗している。

周囲をウロウロする俺の存在を、
そろそろ奴に意識されてもおかしくはない。

再び正面に回っての盗撮は、もはや不可能である。

成す術などなかったけれど、尾行をやめることはできなかった。
だってほら、やっぱ気になるじゃん?


(さすがに今回は、盗撮は厳しいかなあ~)




と思ったその時。




























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なにやら、仮面男の歩き方が、
急にぎこちなくなった。

なんだ?どうした?
奴に何が起こった??
狂った??
































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靴紐がほどけたようだ。


仮面を被ったまま、足元をジッと見つめる仮面男。


結ぼうか結ぶまいか、迷っているようだ。

























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迷った結果、奴は仮面を少し上にずらし、
その場にしゃがみこんで靴紐を結び始めた!!

これはもう、赤羽の神様が味方してくれたとしか思えない、
奇跡的な撮影チャンスである。

















































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俺は、奴の後方から側面に回りこみ、
すかさずシャッターを押した。

可能な限り、何枚でも撮ってやろうと思ったけど、
すぐに靴紐を結び終えてしまった為、
写真は1枚しか撮れなかった・・・・

しかも微妙に距離が離れてる上に、側面からなので
あまり鮮明ではない・・・・


でも写真を拡大すれば、仮面男の仮面っぷりが
ちゃんと分かる!分かるぞ!!

とりあえずは、盗撮成功である。


長々と引っ張ってしまいましたが、ご覧頂きましょう。







































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こいつ!




























































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こいつ!!


























































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こいつです!!!



こんなのが夕暮れ時に、赤羽の町を練り歩いていたんです!
周囲の人を脅かしながら!!


もし、彼を目撃された方がいたら、ご一報ください。
ご一報くれたからといって、なにをどうする訳ではございませんが。










































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男・清野、これが限界であります!
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by kurukurupaaaa | 2009-01-20 20:45 | 街人 | Comments(41)