カテゴリ:街人( 50 )

 

『セットされた未来人』公開

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だいぶお待たせしてしまってすみません。
公開準備ができました。

ところで、前回歌った曲名は、多くの方が指摘して下さったように、
『聖者の行進』というものだったらしい。

で、愉快な知人が、ペイティさんが歌ってる部分の歌詞を特定し、
更に日本語に訳してくれた。
それが非常に意味深で、またペイティさんのキャラに合っていたので
転写しようと思う。

(原曲)

Oh, when the saints go marching in,
Oh, when the saints go marching in,
Oh, Lord, I wanna be in that number,
When the saints go marching in.


(日本語訳)


おお、聖者が行進して行くとき、
おお、聖者が行進して行くとき、
おお、主よ、わたしもその中に入りたい、
聖者が行進して行くとき。




・・・この部分を繰り返し歌っていたらしい。
どうやらペイティさんは、聖者の行進に混じって行進したいようだ。

んもう!謙遜しちゃって!!
あなた自身、相当なレベルの聖者じゃないですか!
混ざる必要なんてないですよ!
むしろ僕が貴女の行進に混ざりたい!!

んもう!




























そんな訳で公開します。

『セットされた未来人』と、
『セットされた未来人』を歌った理由を。

歌を聴いた後に、理由のほうも聴いてみてください。

歌もすごいのですが、個人的には歌よりも、
その理由のほうにこそ、ペイティさんの本質があると思うのです。

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1004210634
















いかがでしたでしょうか?

いかがも糞も、ありませんよね。


歌に感動した俺たちは、ペイティさんと記念撮影。

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握手もしてもらったけど、ペイティさんとの握手は、やたら痛い。

何故痛いのかというと、

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こんなような具合に、親指で変なツボを刺激してくるから痛いのだ。






ペイティさんと別れた後、どちらからともなく
『セットされた未来人』を口ずさんでいた。

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歌を歌っている自分達を客観視して、
初めてこの歌の意味がわかった。


セットされた未来人とは、
否が応でもこの歌を歌わされるようにセットされてしまった、
俺たち自身の事だったのだ・・・。



皆さんもセットされましたか?

※録音・公開してくれた小野君、どうもありがとうございました。
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by kurukurupaaaa | 2008-11-09 01:28 | 街人  

セットされた未来人

ある夜のこと。

八王子に住む小野君と、赤羽で軽く飲んだ後、
暗い赤羽公園内で遊んだ。

で、なんとなくペイティさんの話題になった。

小野君はペイティさんに興味津々で、会いたがっている様子。
せっかく八王子から尋ねてきてくれたのだから、俺としても
なんとかペイティさんを紹介してあげたかったのだが、
こればかりは難しい。

なぜならペイティさんは、携帯電話はおろか、
住所も持っていないから、連絡とりようが無いのだ。

無理を承知で、なんとかその辺からヌッと現れさせてくれませんかね~?
と、赤羽にお願いしてみた。






























































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そしたら本当に物陰からヌッと現れたので、鳥肌がたった。
これはもう、偶然を超越した必然としか言いようがない。

ありがとう赤羽!!


早速小野君を紹介する為に、ペイティさんに接触。



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するとペイティさんは、会話の最中、思いきり屁をおこきになられた。
あまりにも見事な屁だったので、俺と小野君は噴き出してしまった。


相手はレディーという事で、普段なら聞かなかったフリをするけど、
この時は酔いも手伝ってか、もろ指摘してしまった。


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そしたらペイティさんは、屁の音をごまかすかの様に、
後ろ足で砂埃を立て始めた。
こいた後にごまかしても意味ないのに、そういうチャーミングな所がSUKIです。

ってゆーか、ペイティさんと出会った場所は公園の便所の前だったので、
多分ウンコしにやってきたのだろう。
そこを俺たちに捕まってしまったのだ。

ウンコはできないわ、屁まで聞かれて笑われるわ、
今振り返ると非常に申し訳ない事をしてしまった。

ペイティ師匠、すみません!
俺、酔ってたんです!





























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屁の記憶を、俺達の脳から抹消させる為だろうか、
ペイティさんは唐突に歌を歌い始めた。

聞き覚えのある既存の曲ではあるが、ペイティさんにかかると
聞き覚えの無い、不穏な曲と化す。

これはもう、既存の曲ではなく、ペイティさんの曲だ。


俺たちの拍手と歓声に気を良くしたペイティさんは、続けざまに、
自作の曲を歌い始めた。





































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その曲名こそが、『セットされた未来人』。
急に喋り口調を変え、まるで少女の様な甘い声でのタイトルコールであった。

それにしても、なんだこのタイトルセンス・・・

タイトルを聞いただけで、震えた。






























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そして甘い声のまま、ペイティさんは歌い始めた。



その声質から、ひょっとしてペイティさんは処女なんじゃないかと、
本気で思ってしまった。
それほど汚れの無い、純粋無垢な声である。

















































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甘い声に油断させておいて、唐突に180度違う恐ろしい声が!!

これは、汚れまくった売女の声である。

処女と売女を同時に感じさせる歌声なんて、未だかつて聞いた事がない。

とにかく、スゴイ曲だった。
































って、絵と文だけでスゴイスゴイ言われても、皆さんには伝わりませんよね・・?



実は、小野君が機転を利かせ、携帯でペイティさんの歌を録音してくれたんです。
そしてさらに機転を重ね、ネット上にアップしてくれたんです。

なので今回は皆さんにもペイティさんの歌を聞いてもらいましょう。

まずは、始めに歌った既存の英語の曲。

http://profile.myspace.com/index.cfm?fuseaction=user.viewprofile&friendid=1004210634

















































いかがでしたでしょうか?

ペイティさんという人のすごさが、この一曲だけで十二分に伝わったと思う。




『セットされた未来人』は、有料の方のブログで数十円で公開して、
その売り上げををペイティさんにあげようかなあ~・・・

と思ったのだけど、それでは一時的にペイティさんが小銭を得るだけで、
本当に彼女の為にならない気がしたのでやめた。

ここで一人でも多くの方に聞いてもらい、ペイティさんの
恐るべき才能を世に広めたほうが良いに決まっている。


では『セットされた未来人』をお聞きください。










































































次回にね。
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by kurukurupaaaa | 2008-11-02 05:51 | 街人  

ラーメン屋が潰れた理由

赤羽でたまに一緒に飲む知人から、
先日この様なメールが届いた。





「行きつけのラーメン屋が潰れてしまい、ショックです」







文章と共に添えられていた、閉店の張り紙の写真を見て、
行きつけじゃない俺までショックを受けてしまった。



そのラーメン屋が潰れた理由とは・・・






































































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スープ切れ。


百歩譲って、何十年も続く老舗のラーメン屋とかで、
秘伝のスープみたいなのがあって、そのスープのレシピを知るのは
先代の店主だけで、先代が次の代に伝承する前に不慮の事故で死んでしまい、
もう新たなスープを作る事は不可能で、残されたスープが切れた時点で閉店せざるをえない・・・
っていうならまだわかる!!!

でもこのラーメン屋、俺の記憶では、わりと新しめの、
チェーン店風の店だったし・・・・

張り紙にも「短い間でしたが」って書いてあるし。


本当に切れたのは、スープなのだろうか?





それとも・・・・
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by kurukurupaaaa | 2008-10-26 05:35 | 街人  

追記とか雑記とか

先日触れた、関わりたくない植木に関しての追記の追記。

不気味なので、正直この話題にはもう触れたくなかったのだが、
パソコンいじってたら例の植木が置かれる前の写真が出てきたのでご紹介。

植木主が何を恐れて植木を置いたのか、この写真によって
謎が解けた様な、むしろ謎が深まった様な・・・

ともあれ、写真をごらん下さい。









































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「(入り口に)自分のタン・ツバキを吐きにこないで下さい(気持が悪い)」

植木主が恐れていたのは、どうやら入り口に
タン・ツバキを吐かれる事だった様だ。

タン・ツバキに勝るとも劣らず、あんたの張り紙も気持ち悪いよ、
なんてツッコミは、断じてしてはいけません。
あと、わざわざこの場所を選んでタン・ツバキを吐きに来る人がいるのかと思ったら
ゾッとした。

この一帯だけ、磁場が狂っているようだ。


それにしても、アスファルトに張り紙を
ガムテープで貼り付ける発想は斬新である。











































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斬新かと思いきや、赤羽では割と常識な様だ。

駅前の車道にも、バイト募集の張り紙が
ガムテープで貼り付けられていたのだ。


どこかに貼られていた張り紙が風で飛ばされて
車道に落ちただけだと思ったそこのあなた!!!































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この写真を見なさい!
紙が無くなっても尚、ガムテープだけしっかりと車道に張り付いているでしょう?

強い意思をもって、計画的に車道に貼り付けた証拠です。













あと話変わるけど、赤羽のモスバーガーは


































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昼間から、割と気軽な感じで休む。

あまりこういった有名チェーン店って休まないと思うのだけど、
大丈夫だろうか?

しかも店内が少し荒れてる気がするのだが、
何があったのだろうか?




もう一回だけ話変えます。

近所の公園の公衆トイレに置かれていた傘。






















































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なんか持つ部分が長すぎる気がするのだが、
俺の気のせい?


気のせいじゃなかったら誰のせい?
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by kurukurupaaaa | 2008-10-16 06:14 | 街人  

続・関わりたくない植木鉢

前回触れた、関わりたくない植木鉢・・・






















































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に、関わった勇者が出現した模様。



張り紙の内容から察するに、植木の持ち主(以下・植木主)と同じ建物に棲む、
2階向かって右側の人(以下・破壊主)が植木への破壊を試みたらしい。

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しかし、植木の状態から察するに、破壊は未遂に終わった様だ。



それにしても、謎は益々深まるばかりだ・・。


壊されたくないなら、家の中で大切に育てたり、
家の中じゃなくても、もっと人目に付かない安全な場所に置けばいいのに。

この事から分かるのは、植木はこの場所に置かなければならない、
何らかの理由があるという事。


今までの俺の推測は、

「植木主の頭がおかしいから」

だったのだが、破壊主の出現によって、考えを改めざるを得なくなってきた。


そこには、リスクを冒してでも植木を移破壊させなければならない何かがあるのだ。

奥に自転車置き場があって、出し入れするのが不便だから破壊しようと思ったのかも、
と思ったけど、奥に自転車等はなかったのでこの説は却下。
人が出入りする分には、別に邪魔にならないし。

単に、自分の住む家の前に置かれた薄気味悪い植木に耐えかねて
破壊しようとしたのかもしれない。

一つ確かなのは、植木を守る者と破壊しようとする者の、なんらかの物語が、
この場所に存在しているという事だ。
































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余談だが、植木主は不動産屋である。

「不動産」、ゆえに植木を「不動」・・・というボケだろうか。

だとすると、破壊主の破壊行為は、「何言うとんねん!」という
ボケに対するツッコミだろうか。


頭痛くなってきたので、この話題はこれで最後にしよう・・・



































オマケ。

ストリートビューに写りこんだ、関わりたくない植木。


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じゃあ、またねー
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by kurukurupaaaa | 2008-10-06 03:33 | 街人  

関わりたくない植木鉢

たまに、恐ろしい数の人が、このブログに訪れる日がある。

俺はてっきりエキサイトブログのサーバーがエキサイトし、
バグったせいだと思っていたのだが、そうではなく、
某有名サイトで触れて下さったからのようだ。

ちょっと触れただけで何万人も流せる、
そんなブログの管理人さんに敬礼。



そんな訳で、今日は植木鉢の話をします。



赤羽のアーケード商店街『LaLAガーデン』から一つ外れた、
寂れた通りに置かれてる植木鉢がある。

その植木鉢が、実に気持ちが悪い。






























































































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細長く伸びた、緑の植物。
かすかに見える、赤と白の花は、造花である。

問題は、植木から溢れ出た、ガムテープの束だ。
何か張り紙みたいなのも貼ってある。

あまり近づきたくないけど、勇気を出して近づいてみる。

























































































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「ガムテープは、植木鉢を移動させない為に、地面に張り付けているんだ!」

張り紙を見た俺は、そう確信した。

それにしても、「110番」とは、これいかに。

この道路が私道ならまだしも、明らかに公道。

不法占拠など、何らかの道路交通法違反で110番されるならまだしも、
110番するとはこれいかに。

110番されたくない俺に、動かす勇気なんてある訳が無かった。

それにしても、植木に対する、この並々ならぬ執念は一体なんだろう。
これがすごい珍しい植物ならまだしも、見たところ
どこにでも生えてそうな雑草だし。

いや、俺の様な素人から見たらありふれた雑草に見えるけど、
実は世界的に絶滅寸前の希少な植物なのかも・・・・
移動させてはいけないのは、ちょっとした振動ですぐに枯れてしまう、
非常にデリケートな植物だからなのかも・・・・



そんな事を考えていたら、誰かに監視されてるような気配がしたので、
走って逃げた。



























で、先日、久々にこの植木を見に行ったら






































































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枯れてた。
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by kurukurupaaaa | 2008-10-02 21:41 | 街人  

かっこいい米の運び方

赤羽の某スーパー食品売り場にて。



















































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俺もハゲたらこうやって米運ぼーっと。

以上。
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by kurukurupaaaa | 2008-09-29 02:46 | 街人  

町の便利屋さん

赤羽には、ちょっと気になる〝町の便利屋さん〟がいる。

当然、ありがちな便利屋さんではない。

ホームレスのおっさんが「便利屋」と銘打って、
勝手に路上で営業しているのだ。

その便利屋さんは、自分でデコレートした台車や自転車をいくつも所有し、
街中を乗り回しているのだが、その姿がすさまじい。

一度目撃したら脳裏に焼きつき、
激しい恐怖と爆笑を与えること必至。

以下にアップする写真は、数年に渡って撮り貯めた、
町の便利屋さんの集大成である。

心してご覧頂きたい。






























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こんなのが、赤羽にとっての、ごくごくありきたりな日常の風景なんです。
それ故に、他の街には引っ越せない。

彼の性格や血液型は分からないが、サッカーが好きなことだけは
手に取るように分かる。

彼は便利屋さんであると同時に、「日本サッカー党」の党首なのだ。
党員は、彼一人のようだが。






































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彼は町の至る所に、この様なオブジェを好き勝手に放置する。
放置というか、町に飾っているようにも見える。

そこにどんなポリシーがあるのか、凡人の俺には理解できないが、
ポリスーに注意されてる場面はよく目にする。

でも彼はやめない。

なぜなら、日本サッカー党の党首だからだ。






























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町に放置したオブジェは、夜になると一箇所に集められ、
合体して家になる。

超カッコイイ。


























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で、こうして中で眠るのである。








































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無数の国旗を掲げる便利屋さん。

あれ!?
よく見たらバンダナの模様、サッカーボールじゃないか!?

すげえ!!!

今度蹴っ飛ばしてやろう!!やっぱやめておこう!!





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「掲げすぎ!」

なんてツッコミは、ヤボってもんです。
















































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別バージョンのマシーン。
どこに駐車しているのかというと、
その辺の路地とか町の至る所に好き勝手駐車しているからタチ悪い。

でもカッコイイ。一台欲しい。

























































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違法駐車(不法占拠?不法投棄?)なので、当然国も黙っていない。
赤字で強調された「即時」の二文字が、行政側の怒りの強さを感じる。



































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警告を無視した上に、駐輪禁止の看板横に駐輪する便利屋さん。
もはや国にケンカ売ってるとしか思えない。

あれだけ国旗を掲げてるのだから、国の命令はすぐに従いそうなんだけど、
まったくもって従わない。

日本が好きなのか嫌いなのか、そこんとこはっきりして欲しい。

いや、はっきりしないとこが好きだ。































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交番の前を、デコチャリで颯爽と通り過ぎる便利屋さん。
完全なる国家権力への挑戦である。

「おまわりさん、ぼーっと突っ立っていないで、逮捕逮捕!!」

中途半端な不審者には強い警察も、
真の不審者の前では、何も成す術はないのだ。





























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便利屋さんは、子供が大好き。


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道行く子供に、風船でこしらえた動物をプレゼントするのだ。

近くにいた親は

「危ないからああいう人には近づいちゃダメ!」

なんてことは一言も言わず、むしろ子供と一緒になって
便利屋さんと談笑しているのが微笑ましい。











































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便利屋さんは、女子中学生も大好き。

女子中学生も警戒する事無く、笑顔で便利屋さんと会話に花を咲かせている。
どんだけ許容範囲の大きい町なんだ・・!








便利屋さんにとっては住み良い、さぞかし便利な町なんだろうなあ。赤羽は。



いつかこの便利屋さんを無駄に雇って、何かさせるのが俺のささやかな夢。
雇った暁にはこのブログ上でレポートしようと思います。
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by kurukurupaaaa | 2008-09-12 02:04 | 街人  

本日のおじさん・5

久しぶりに赤羽を訪ねてくれた友人を駅で見送り、
さあ俺も帰ろうかなと思った、その刹那。


「おーーいっ」

「おーーーーーーーーーーいっ」


後ろから、狂気をまとった声がした。
声は、明らかに俺に向けられている。



恐る恐る振り返ると、そこには・・・






















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完っ全に出来上がってるおじさんが存在していた。

やばい。

絡まれたら、かなり厄介な事になる。

逃げろ!!!


























































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逃げません!!!

求められたら受け入れる、これぞ俺の街の美学。


実はこの時、俺も結構酔っ払っていたので、
同じく酔っ払ってるおじさんと意気投合してしまったのだ。
そして、何を隠そうこの文を書いてる今も、俺は酔っ払っているんだぞ。




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おじさんのおでこの怪我は、酔っ払って駅の階段から転げ落ちた時のものらしい。

「おとうさん、あまり飲みすぎちゃ危ないですよ~」

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「だはははは、だいじょおぶだいじょおぶ」

以後おじさんは20分に渡り、政治についての熱いトークを俺に聞かせてくれた。
俺は政治よりもおじさんに興味があったので、携帯いじるフリをしつつ
おじさんを撮影する事にした。


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で、政治からどうやって話がズレたのか知らないけれど、

「今から四国に、八十八箇所めぐりに行くんだよお」

・・・的な事を、唐突におっしゃり始めやがった。


「もう電車終わっちゃいましたよ?どうやって行くんですか?」

「歩いて行くんだよ」


〝お遍路〟ならぬ〝お変路〟というギャグであろう。

もう、これだから好きだなあ!赤羽のおじさんは!!



やがておじさんは、俺の手を掴み、グイグイ引っ張り始めた。
肉体労働をしているのか、すごい握力だ。

「にいちゃんも一緒に四国行こう!」

引っ張ってる方向は四国方面ではなく、北海道方面だったけど、
なんかもう、いっそのこと行っちゃおっかなと、割と本気で思ってしまった。

でも、帰って今日中にやらなきゃいけない仕事があったので断った。


しかし、おじさんは俺の手を放してくれない。

寂しそうな表情で、

「行こうよ、一緒に四国行こうよ」

と、しつこく誘ってくる。

嗚呼、ここは真面目にちゃんと断らなきゃいけないなと思って、

「おじさん、俺、仕事ある!だから四国行けない!!」

と、目を見てちゃんと断った。



するとおじさんは














































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「わかったよ、気をつけて帰んなよ」

手を放し、笑顔で俺を見送ってくれた。

もうこれだから・・

これだから赤羽のおじさんって奴は・・・























大好きである。
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by kurukurupaaaa | 2008-06-14 23:57 | 街人  

夜の商店街は俺の物

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昼間、多くの人達でごった返す商店街も・・・
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夜中になれば、こんな感じで人っ子一人いなくなる。

何故いなくなるのだろう?
どこで何をしているのだろう?

俺はその理由を知っている。
彼らは、「家」という名の箱で、「寝る」という行為をしているのである。
人は、夜になると寝たくて寝たくて仕方のない衝動に駆られる無粋な生き物なのだ。


そんな、誰も居ない商店街を、
歩いたり走ったりチャリで疾走したりして独占するのが
俺のささやかな楽しみの一つである。

これぞ寝ていない者の特権。











しかし、その特権の理念を根底から覆す、
アウトローな人物と遭遇する。



































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ペイティ師匠である。


「寝つつ商店街を独占」


この斬新な発想に、俺は脱帽してしまった。
夜の商店街は俺の物ではなく、ペイティ師匠の物だ。


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負けを認めた俺は、きびすを返し、潔く帰る事にした。


それに、こんな人気の無い商店街で、以前みたいに















































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いきなりヌッと起き上がられたら、過呼吸になってしまいそうだし。





最近、行く先々にペイティさんが存在している様な気がしてならない。
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by kurukurupaaaa | 2008-04-22 18:59 | 街人