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昔の日記③


学校でのエピソードを二つ。

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1997年6月19日(木)
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選択(授業)の時間、三浦に軽くたたかれたので
おもいきりスネをけってやった。

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三浦君か・・懐かしい。
俺は親しくしているつもりはなかったけど、
彼からは友達ズラしてやけに親しげにしてきたっけ。

俺はそれがうざったくて、仕方なかった。

にしても、軽くたたかれた仕返しにスネを蹴るのは酷すぎると思う。
しかも思いきり・・・

三浦君、すまん!

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1997年6月20日(金)
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台風のためバスで学校へ。授業は3時間目の最初で終わり。
田中と下校。
途中、チックデブがうしろから来たのでバカにした。
チックは急いで駅方面へ逃げた。
田中が定期買うの付き合ってくれと言ったが拒否。


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チックデブとは、クラスメイトのA君のアダナ。(俺がつけた)
ビートたけしがよくやる、肩とか体の一部をクイクイやる癖の事を『チック症候群』というのだけれど、
それと同じ癖を持つデブのA君を、よくからかったものだ。

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A君、すまん!


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定期くらい買いに行くの付き合ってやれ!

田中君、すまん!

しかし、台風の日に一体何をやってるんだろう・・。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-31 06:26 | 昔の日記 | Comments(15)  

昔の日記②

特に誰も引いてなかった様なので、
引き続き高校時代の日記をアップしてみます。


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1997年5月5日(月)
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ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
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何が起こったのだろう。
「ギャー」としか書かれていないので、推測しようもない。
「ギャー」と声を上げずにはいられない、おぞましい出来事が
起こった事だけは確かなようだ。

心当たりは、全くない。



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1997年5月10日(土)
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家でファミコンのセイントセイヤをやる。
パスワード入力失敗。つまらん人生。
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確かにセイントセイヤは、毎回パスワードを入力しなければならなかったので
非常に面倒だった。
入力失敗すると、せっかく進めたデータがパーになるし。
しかしこの当時、俺は高校2年生。プレステ持っていたはずなのに、
何故ファミコンばかりやっているのだろう。

それが一番の問題だ。



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1997年5月13日(火)
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成田(クラスメイト)がホームルーム後
しりもちつく。
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・・・クラスメイトのしりもちなんて、いちいち日記に書くなよー




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1997年5月15日(木)
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(見える)
日記など書いてられる状況じゃない。
4年前のいまいましいアレが現れやがった。どうなるんだ。
本当にこのままオレの人生は終わるのだろうか。
神がいるなら祈る。助けて下さい。
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相当心が荒れているご様子。
「日記など書いてられる状況じゃない」といいつつ、しっかり書いているのは偉い。

しかし、(見える)って、一体何が見えていたのだろうか?
「4年前のいまいましいアレ」とは・・・?

ちなみに霊感は無いので、オバケの類は見たことありませんし信じてもいません。
何故信じていないかというと、見たことないからです。

それゆえに、何が見えたのかますますわからない・・・
いや、わかりたくもない。

わかってしまった時点で、今の俺も壊れてしまいそうで怖いからだ。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-30 00:54 | 昔の日記 | Comments(25)  

昔の日記①

これはかなり内緒の話だけれど、俺は高校生の頃、
毎日日記を書き記していた。

その日起こった出来事や思った事、そして誰にもぶつける事のできない歪んだ感情を、
ノートにぶちまけていたのだ。

日記は高校卒業と同時に、何重もの箱にテープをグルグル巻きにして、
長らく実家の押入れの奥の方に封印していた。


あれから10年以上の時が流れた。


そろそろ読み返してもいいだろうと思える時期がようやくきたので、
その封印を解いて、先日改めて読み返してみることにした。




















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これがその日記の表紙。

うーむ、あぶねえ・・・


「2012年12月23日地球は終わる」

これは確か、何かの本で知ったマヤ文明の予言だったかな?

地球は近い将来滅びるから、それまでとりあえず生きよう、
とう意思だと解釈できる。

少なくとも、日記の表紙に掲げる言葉では無い。

その下の赤字の「夏休み?ハハハハハハ」というのは
まったく意味がわからない。

少なくとも、日記の表紙に掲げる言葉では無い。


こんな感じの日記が、なんと10冊・・・。

日記は近日中に処分する予定だが、その前に発表できる範囲内で
内容をここに発表していこうかと思う。


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1997年・4月19日(土)
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オレはヘラクレスというファミコンソフトを買った。
しかし大失敗、思っていたのとは全くもってちがうやつだった。
夜、死にたくなる。
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1997年・4月21日(月)
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死を決意

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1997年・5月3日(土)
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新岸川(新河岸川)かと思いきや隅田川
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誤って購入したファミカセ一本で死にたくなり、それがキッカケで二日後に死を決意。
ゴールデンウィーク真っ只中の土曜日に、新岸川と隅田川を間違える。
しかも隅田川の「隅」っていう字も「偶」と間違えかけて直してるし・・・・。



日記の内容はどんどん常軌を逸していく。

まるで他人の日記を読んでいるかの様な、妙な錯覚に陥った。


高校生の俺は果たして何を思い、何をしていたのだろうか?

現在の見解と共に振り返ってみようと思う。

一つご理解頂きたいのは、当時の俺は確かに俺だけど、
今の俺ではないんです。体だけは同じの、全くの別人です。
当時の事はほとんど記憶にないし。

なのでみなさん、くれぐれも引かないでくださいね。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-29 02:49 | 昔の日記 | Comments(26)  

楽しくない花火③

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さあ役者は揃ったぞ!!
いざ修羅場の幕開けだ!

































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薄暗い住宅街に、三人の怒号が響き渡る。

2対1の不利な戦いにも関わらず、父は屈しなかった。
一家の大黒柱として、男として、いや・・むしろ、ただの酔っ払いとして、
父は命を懸けて戦った。



数分前までこの場で、楽しい花火が行われていたなど
誰が信じてくれようか。

当事者の俺ですら信じられないのに、誰が信じてくれようか。





























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幼い弟は、ついに泣き出してしまった。


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俺は現実逃避。

母は呆れ顔。

怒鳴りあいは平行線を辿り、完全なる泥沼化である。


























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なんだか物騒な提案を持ちかける住職。


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それを快く受け入れる父。



















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やがて三人は、薄暗い寺の中へと、吸い込まれる様に消えて行ってしまった・・・

「私達は家に帰りましょ・・」

母が小さくつぶやいた。

「でも、お父さんがまだ・・」


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俺と弟は母に手を引かれ、家の中に戻った。

その夜、父は戻ってこなかった。


布団の中で俺は、

「お父さんはもう、この世に帰ってこれないんじゃないか」

と、不安に打ち震えたものだ。。



翌朝、居間に行くと、
何事もなかったかの様に父が朝食を食べていて拍子抜けした。

で、父はそのまま出勤して行った。


あの夜寺で何があったのか、結局聞けず終いのままだ。

父からは何も言ってこないし、俺から聞ける様な空気じゃなかったし、
何より聞くのが怖かったし・・・。

でも、さすがにもう時効だと思うので、今度実家帰った時にでも軽いノリで
「そーいえばあの花火の後寺でどうなったのー!?」
と聞いてみることにしよう。やっぱやめておこう。




・・・で、その後お寺側とはどうなったかというと、勿論、ご近所関係は最悪ですよ。さ・い・あ・く。
俺が道で会ってババアに挨拶しても、もろシカトだし。

まあ、ご近所付き合いが無くなる分には、別に俺は構わない。

問題なのは、清野家の先祖というのが代々この寺に眠っており、
喧嘩したからといって寺と縁を切る訳にはいかない事だ。

親戚が無くなった時や、祖母の13回忌の時など、
法事の度に住職やババアの世話にならなければならないのだ。

そんな時の気まずいこと気まずいこと・・・・

勿論、向こうも一応はプロだから、法事で世話になる時は
丁寧にお持て成ししてくれるのだけど、なーんか悪意を感じてしまう事があるのですよ・・・

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俺の気のせいだとは思うのだけれど、、
父と怒鳴りあったあの住職が唱えるお経とか、耳をすませて聞いてると

































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「あれ!?こいつお経、手ー抜いてねえ?」

と疑ってしまう事がある。

まあ多分絶対俺の気のせい!

父も母も俺も弟も、死んだらこの寺でお世話になる事だし、
気のせいと思わなければ、やってられない!!























上記エピソードにより、花火をすると憂鬱になる体になっちまいました。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-25 01:10 | Comments(29)  

楽しくない花火②

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寺から現れた赤鬼・・もとい、寺のババアが、
こちらに向かって歩いてきた。








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母が即座に謝罪するも、ババアは聞く耳持たずで
一方的に大声で罵り始めた。
どうやら、完全にブチ切れられているご様子。

嗚呼、自分のせいで母が。母が寺のババアに怒られている。
しかも、友人達の前で。掛け替えの無い、この世でたった一人の母が。
嗚呼、なんということでしょう!嗚呼~!!!

母よ、ここは皆の為にも、もう少しだけ耐えておくれ・・・
将来、必ずや親孝行いたしますから・・・・




















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何を言われてもペコペコと謝り続ける母の誠実な態度に、
ババアの怒りは徐々に治まってきた。

俺の無責任な行動で始まったこの修羅場が、
ようやく終わるんだ・・・

俺は少しだけ安心した。





































しかし





















そんな母の苦労を





























一瞬にしてブチ壊す





























伝説の勇者が


































現れる
































































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・・・父だ。

酒に酔った父が、ババアに逆ギレしたのだ・・・。

「俺は昔、よくイタズラをしては貴様の親父(先代の住職)に叱られたもんだ!!」

「しかしあの人はもっと寛容だったぞ!!!」

「それに叱るにしても「愛」があった!!貴様にはそれが無い!!!」

「仏に仕える人間として、貴様は失格だ!!!辞めちまえ!!!」

























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治まりかけたババアの怒りが、再び沸点に達した・・




















いい年こいたおっさんとおばさんが、大声で怒鳴り合う光景に、
友人一同漏れなくドン引き。
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母は一人一人に謝罪し、子供達だけ先に家に帰させた。
























父の執拗な言葉攻めに、なんとババアは・・・
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泣き出してしまった・・・。


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そして泣きながら走って寺の中へと消えていった。
「ざまあみろ」と言わんばかりの、してやったり顔の父。

危うく寺を燃やしかけた息子をかばい、寺のババアに逆ギレする。
今考えたら、なんてカッコイイ父親だろう。






















それから数分後、事態は更に深刻化。





































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ババアが、夫である現・住職を引きつれ、戻ってきやがったのだ・・・・

嗚呼、やばい。これは絶対やばい。
洒落にならない。
































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第2ラウンドスタート☆
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by kurukurupaaaa | 2008-03-20 18:48 | Comments(43)  

楽しくない花火①

小学校低学年まで、清野家には
夏休み恒例の行事があった。
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それは、近所の友人達を集めて、
我が家の小さな駐車場で花火をするというものだ。

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その様子を、母は温かく見守り、

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父は花火を肴に、一杯やっていた。

小学校低学年にとって花火といったら一大イベント。
そりゃあ、お調子にも乗るわけです。





















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俺はロケット花火を股間に挟み、
方向など何も考えず、がむしゃらに発射させた。
















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それが、向かいの寺の敷地にある松の葉にプチ引火。
一瞬炎が上がったが、幸いにも火はすぐに消えた。

「変な所向けて打ったら危ないでしょ!!」

母にポカリと頭を叩かれ、怒られた。

友人達の前で母に怒られるのは結構キツかったが、
これから始まる惨劇に比較したら・・・

こんなこと・・・

屁のカッパがこいた屁くらい・・・

些細極まりない出来事ですよ・・・



























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プチ引火場面を目撃した寺のババアが、
恐ろしい形相で門から出てきたのだ。

通常、寺の門から出てくるのは「仏」だと思うのだが、
まさか「鬼」が出てくるとは・・・。




















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ビビる一同。


























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つづく。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-18 18:31 | Comments(32)  

吉川君と連れ野グソ

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小学一年の時の、ある下校時のこと。

一緒に下校をしていた同じクラスの吉川君が腹痛を訴えた。

小学生の男子にとって、級友に糞をする事がバレるという事は、
すなわち「死」を意味する。
運良く死に至らなくとも、級友達から迫害を受ける事は免れない。

それ程隠さねばならない行為なのだ。小学生にとって。脱糞は。

しかし吉川君のオナカは、とうに限界に達していた様で、今にももれそうな勢いで
その場にしゃがみこんだ。

辺りにトイレはない。


俺は優しく語りかけた。

「実は俺もオナカが痛いんだ。あそこの茂みで一緒に野グソしようよ」

吉川君は安堵の表情を浮かべ、俺の提案に賛成してくれた。
一人ではタブーな野グソも、二人ならば秘密を共有する事によって許される。
吉川君は、秘密の共有者として、俺の事を信頼してくれたのだ。











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近くの団地の奥の茂みに移動し、俺と吉川君は仲良く隣り合わせて
パンツを下ろして並んだ。

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吉川君の肛門付近から、脱糞の音を確認したのと同時に俺は・・・






































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すごい勢いでパンツとズボンを履いた。

実は、「実は俺もオナカが痛いんだ」というのは嘘だった。
吉川君が本当に野グソをするのか、試そうとしたのだ。















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絶句する吉川君。
一度肛門から出発したウンコは、後戻りできない。

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糞をしながら絶望の瞳で俺を無言で見つめる吉川君を
俺は指を差して爆笑し続けた。
今考えればかなり酷い行為だが、この当時小1だという事でご容赦願いたい。

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で、そんな吉川君の尻を尻目に、俺は一人で帰った。






翌日、何食わぬ顔で吉川君に話しかけたら、「シカト」という名の返事が返ってきた。
当然といえば当然だが、俺は絶交されてしまったのだ。

以後、一言も会話する事無く、吉川君は4年生の夏休み前にどこかに転校してしまった。
その後の行方は知らない。











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あの時の吉川君の「目」が、脳裏に焼きついて離れない。

吉川君、あの時はまじでごめん!
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by kurukurupaaaa | 2008-03-11 03:58 | 友人 | Comments(52)  

お金の話

小学校1年生のある日、同級生の谷口君と駄菓子屋に行った時のことだ。

いつもは大した額の金を持ちあわせていない彼が、
ポケットから1万円札を取り出し、こう言った。



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小学校低学年のガキにとって、1万円とは天文学的な未知の金額である。


「マジで!?」

俺はテンションが上がり、大いに胸踊ったが、同時にその金が綺麗な金ではないこと・・・
つまり谷口君が親の財布から盗んだ金だということは、漠然とだが、気付いていた。

しかし、何でも買ってもらえるという欲望には勝てなかったので、
金の出所を詮索したりはしなかった。
詮索したら買ってもらえなくなってしまう恐れがあったからだ。

谷口君と駄菓子屋に行き、ビックリマンチョコやジュース、あんこ玉を買ってもらう。
ビックリマンチョコなんて1個30円もする高級品なので、普段はせいぜい3個くらいしか
買えなかったのだが、この日はなんと10個も買ってしまった!

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その後も、スーパーのゲームコーナーで何回もゲームをやらせてもらったり、
コロコロコミックを買ってもらったり、小学生にとって、夢の様な豪遊を二人でする。

さすがにもう遣い切っただろう・・・と思いきや、まだ8千円も残っている!
全然遣ってない!!!

「今日中に使わないとヤバイから全部遣ってしまおう!」と言う谷口君。

とりあえず、再度駄菓子屋に行って、カップラーメンやらすももやらを
がむしゃらに買いまくる。
別に食べたくないものも、無理して買って食べたりもした。
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しかし








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それでも残金7千円・・・

俺と谷口君は、だんだん怖くなってきた。
遣っても遣っても、お金がまったく減らないからだ。

谷口君は顔面蒼白で、「なんでだ・・・なんで減らねえんだ・・・」と
ブツブツつぶやいている。

「おもちゃ屋行こう、おもちゃ屋!!」

半ば戦意喪失気味の谷口君を、俺は強引におもちゃ屋へと連れていった。
おもちゃ屋なら駄菓子屋と違って高額なモノが沢山売っている。
ここならすぐに、この薄汚れた金を使い切ることができるのではなかろうか。
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しかし不思議なことに、店のショーケースに並べられているおもちゃやファミコンのカセットを
見ても、何もかも全っ然欲しくならないのだ。
普段なら全部欲しいと思うハズなのに・・・

結局何も買わずに(買えずに)店を出る。


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日が暮れ、俺達は途方に暮れる。


「俺・・もう帰るよ・・」

俺がそう切り出すと、谷口君は涙目になり、

「この金、実は親から盗んだんだ!頼むから一緒に全部遣ってくれ!」と声を荒げた。

「そんなこと言われても何に使っていいのかわかんねえよ!」


完全にパニックに陥った俺達は・・・・




























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泣き叫びながら近くの川にお金を投げ捨てたのだった・・・


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数日後、谷口君は親に使い込みがバレ、大目玉。
やがて谷口君の口から共犯者として俺の名が出た。
俺は母親と一緒に谷口君の家に謝りに行く羽目になった。
そして谷口君とは絶交することになった。


小学生にとって、時に大金は凶器になる事がある、という話でございました。
ではまた。
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by kurukurupaaaa | 2008-03-03 03:39 | 友人 | Comments(31)