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遊んだ。

誰と?

































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赤い老人と。



「どうしても往年の赤い恰好を見たいんです!」

「今一度、緑から赤に!今一度、緑から赤に!」

・・・とお願いしたところ、快く赤い恰好をしてくれたという訳だ。

やっぱ赤い老人は、緑でなく、赤じゃなきゃダメだ!











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それにしても、赤い。

俺が数年前、初めて彼と遭遇した時に見た恰好は、これである。

漫画の通りでしょう?

誇張してないでしょう?



































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で、カラオケに行った。

赤い恰好で赤いステージに立つ赤い老人。





















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でもマイクは超青。














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赤い老人は一体何を歌うのだろうか?


















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そんなの、SPEEDの「Body & Soul」に決まっている。




















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隣の赤い老人。

メガネケースや鉛筆、それにボールペンまで赤。
見せてはくれなかったけど、パンツも赤いんですって。

徹底している。


























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帰り際。

赤信号に向かって歩く、赤い老人。

赤信号に赤さで挑もうとしているのだろうか?
だとしたら、そんなこと無意味だ。

誰が見たって貴方のほうが赤い。





と、その時。

赤羽の神さまから奇跡のプレゼント。
























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真っ赤な消防車!!

赤い面積は消防車の方が明らかに多いが、
それでも赤さの強さでは赤い老人の方が上だと俺は判断する。






























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で、赤い老人ちにお邪魔して、
ハンモックで遊んでから帰りました。

































翌朝から赤い老人からの電話の嵐だが、決して迷惑とは思っていない。
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by kurukurupaaaa | 2010-02-23 23:56 | 街人 | Comments(37)  

雑記と日記と続き

こんばんは。

最近、脳が痒い清野です。
掻きたくても掻けないからイライラしています。

いくつか最近のこと。

・今月号のクイックジャパンの書評欄で
『東京都北区赤羽』を取り上げてもらえたので、すごく嬉しい。
クイックジャパンは高校生の時から特別な思い入れのある雑誌なのだ。
記事を書いてくださったライターの吉田大助さんは、
今から6年以上前、ヤンジャンで連載してた『ハラハラドキドキ』という駄漫画を、
某誌の書評で扱ってくれた方である。
あの当時、誰からも褒められることなく、むしろ否定ばっかされてた『ハラハラ~』を
公の場で唯一褒めてくれた恩人的な方なのである。
赤羽の汚い飲み屋で、飲んだこともあったっけ。
吉田さん、最近お会いしておりませんが、お元気でしょうか?
連絡先がわからないので、この場で感謝&お礼を申し上げます。




・ヤンマガで連載中の『ユビキタス大和』の作者、ルノアール兄弟の左近さんと、
先日、池袋の汚い居酒屋で飲んだ。一年ぶりの密会だろうか。
『ユビキタス大和』は一読者として、もはや完全にファンである。
ということは必然的に、その作者である左近氏のファンということになってしまう。
左近氏とは同い年な上、お互いの実家が歩いて15分くらいという、奇妙な共通点があるのだ。

「左近さん、相変わらず不審なオーラ出てますね、ウヒヒ」

「清野さんも出てますよ、ケケケ」

とても面白い方な上に、波長も合う気がするので、また是非お飲み願いたい。





・『東京都北区赤羽』④巻、4月発売に向けて準備しています。
4月は赤羽馬鹿祭りがあって赤羽が一年で一番盛り上がるので、
なんとかそれに合わせて発売させようという魂胆と下心があるのです。
大変ですが、なんとか頑張ります。










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元・赤い老人、現・緑の老人の続き。




緑の老人の正体は、赤い花屋ではなく、
ただ赤が好きだっただけの、現在は緑が好きなだけの老人だった。
(なんかややこしい言い回しでスミマセン)


あああ・・・じゃあこれまで苦労して追ってきた「赤い花屋」は
一体どこの誰なんだろう・・!?

いや、そんなこと、今はどうだっていい。
大切なのは、目の前にいる緑の老人との時間をエンジョイすることだ。
この場で「赤い花屋」のことに気をとらわれるのは、緑の老人に対しても失礼だ。


















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緑の老人お手製のハンモックをぶら下げ、二人で遊ぶ。

この老人は、昔大工をやられていたとのことで、
部屋にあるほとんどの家具やモノを自分で作っているという。

「これも自作なんだよ」

そう言って見せてくれたのが、二重の防弾ガラスで出来た、
分厚いベランダの窓・・。


玄関の人面バリケードを見た時にも思ったのだが、
何故そこまで人に対して警戒するのだろう?

俺「泥棒にでも入られた事があるんですか?」

緑の老人「いや、ないけど、人間は恐ろしいからね」



・・・これだけ人に対して警戒心を抱いているにも関わらず、
「清野とおる」という名の不審極まりない初対面の男を部屋に招き入れてるこの現実!!

その辺の矛盾を尋ねてみた。

「あのー・・なんで僕を部屋に入れてくれたんですか?」

もし俺が貴方だったら、俺は俺を部屋に入れないだろう。
話しかけられた時点で、シカト決定だ。


緑の老人から、すごく意外な答えが返ってきた。




























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「縁」・・・


この言葉に、震えた。

そして不覚にも感動してしまった。

こんな形で出会った相手に「縁」を感じてくれたこと。
その上、信用してくれたこと。

これは並大抵のことではないと思う。











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どこからか自慢の工具を持ち出し、泥棒対策を熱く語る緑の老人。

貴方こそ、僕の心を盗んだ泥棒ですともよ。



















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楽しい時間は瞬く間に過ぎ去り、今度二人でカラオケ行く約束をして、
緑の老人宅を後にした。





もう俺、この人と付き合おーっと。

んで、結婚して子供生もーっと。

んで、足立区か江戸川区あたりで末永く幸せに暮らそーっと。

んで、死のーっと。



















・・・肝心の「赤い花屋」の素性ですが、現時点でほぼ掴んでおります。
それはいずれ漫画の中で描こうと思うので、お楽しみに。
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by kurukurupaaaa | 2010-02-14 00:45 | 街人 | Comments(43)  

元・赤い老人んち

・・・その前に、前回触れた老婆の件。

絶交されてしまった俺は、便箋4枚にも渡る手書きの謝罪文を、
老婆の店の前にそっと置いてきた。
今までの人生で培った国語力と発想力の全て、
そして愛情をも詰め込んだ、濃密な謝罪文を。



それから数日後、老婆から電話がかかってきた。











・・・怒っていなかった。




「手紙を読んで涙が出たの・・この前は酷いこと言ってしまってごめんなさい。
あなたやっぱり良い人だったのね。」




















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絶交一転、仲直り成功。

自分でもうっとりするくらいの出来の謝罪文だったし、
この仲直りは必然といえよう。


おっと、もちろん本気で反省もしてますぜ!



















・・・で、元・赤い老人、現・緑の老人の件。


ひょんな事から、緑の老人宅にお邪魔することになった俺。
駅からそう遠くない、とあるマンションの一室に案内される。


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すぐに室内に招き入れてくれるのかと思いきや、
俺を外に残して、先に一人で入ってしまった。
待つこと2分、再び玄関のドアが開いた。

ガチャ・・

























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うおおお!!
人の顔したバリケード越しに、緑の老人が!!















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「目」をかたどった穴から、得意気にこちらを覗く緑の老人。

どうやらこのバリケードは、しつこい勧誘や、
泥棒を脅かす為に自分でこしらえたものらしい。
器用かつ斬新かつ不気味。





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遠慮なく室内へお邪魔させてもらう。
赤一色、もしくは緑一色の奇抜な部屋を期待したが、
残念ながらごく普通のありがちな部屋だった。



俺「あの、ご主人が赤かった頃の写真とかありませんか?」

緑の老人「うーん・・・じゃあ探してみるから、ちょっと待ってね」

俺の唐突で不躾な申し出に、緑の老人は嫌がることなく親身になって写真を探してくれた。
我ながら、初対面でこのやり取りは「無いな」とは分かっちゃいたけど、
それでもどうしても知りたかったのだから仕方ない。















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あ!

写真を探すご主人付近に、赤かった頃の名残の品物が!

あの赤いベレー帽は、最初に遭遇した時にも被っていた、
いわば赤い老人を象徴する代物である。
あれだけでもう充分な証拠である。

俺「ご主人、もう結構です、納得しました!」

緑の老人「あったあった。これ見てごらん」





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うおおお・・赤え!!!

本邦初公開!
コレが赤かった頃の緑の老人だ!!

こんな恰好で赤羽を歩かれた日にゃ、
そりゃ「誘ってる」と思われても仕方ないですぜ、旦那!


他にも数枚、写真を見せて頂く。

















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サングラスでダンディにキメる、赤い老人。


















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オカマに扮する、赤い老人。
意外とお茶目なところも、あるのですね。





俺「あの・・今見せてもらったこの写真・・」

緑の老人「ん?なあに?」

俺「すごく言いづらいんですけど・・・」

緑の老人「なによ。言ってみなよ」
































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我ながら、初対面でこのやり取りは「無いな」とは分かっちゃいたけど、
それでもどうしても欲しかったのだから仕方ない。
しかも、何ら嫌がることなく、写真をくださった緑の老人。

ブログや漫画で公開することも、快諾して下さった。
なんて理解ある優しい人だろう・・。

頂いた写真、絶対無駄にはしませんからね!!!




















俺「ってゆーか、何で真っ赤な恰好してたんですか?」


緊張も解け、だいぶ打ち解け合ったところで、
長年気になってた核心的なことに迫る。

果たして、その答えは・・・



























緑の老人「赤が、好きだから」



俺「・・・他に理由は?」

緑の老人「別に」


なんと!!赤い老人が赤い恰好をしていた理由は、
赤が好きだったからであった!!!

・・・もう少しトンチの効いた答えを期待したけど、やむをえない。
これも一つの真実だ。真摯に受け止めよう。


俺「緑色になられた理由は?」




























緑の老人「赤に飽きたから」

なんと!!赤い老人が緑の恰好に変化した理由は、
赤に飽きただったからであった!!!

・・・もう少しトンチの効いた答えを期待したけど、やむをえない。
これも一つの真実だ。真摯に受け止めよう。



俺「路上で花屋を売るのは、もうやめられたんですか?」

そして第二の核心、花屋のことについて迫る。
(花屋のくだりは③巻参照)




























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・・・なんということだろう。
この場面で、衝撃の新事実発覚。

「赤い老人」と「赤い花屋」は、まったくの別人だったのだ。


この人は、ただの赤とカラオケと「緑が好きなだけの、
至って普通の人だった。





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長くなっちゃったので、続く。
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by kurukurupaaaa | 2010-02-07 00:26 | 街人 | Comments(46)