老婆を笑わせる方法

前回、街の人を絡ませる話を書いたが、
俺から絡む事だってある。

街で「これは!」と思った老婆を見かけた時など、
若者が美女をナンパするかの如く、絡みつく。
別に下心など無い。
ただ話したいから話しかけるのだ。
老婆の話は面白いし、若者との会話では得られない温もりがある。

しかし、いくら老婆といえど、こちらから話しかけた場合、大抵は警戒されてしまう。
老婆が警戒を解くサイン、それは〝笑顔〟である。
初対面の老婆から、いかにして笑顔を引き出させるか・・
それも俺の楽しみの一つである。

今日のターゲットは、北区某所でタバコ屋を営む、おトミ婆ちゃん。
まだ俺に警戒しているのは、その表情からも伺える。
さあ、笑わせてやるぞ!
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「なんですか?その手に持ってる小物は」

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「え?お婆ちゃんの手作り?嘘でしょう!?」

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「ええ!!?そんな物まで作っちゃうんですか!?お婆ちゃん器用なんですね!」
「もっと僕に、僕に見せてくださいよ!!!さあ、一刻も早く!!」

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「えええ!!!!和紙を使ってそんな事まで!!!」
「今度是非僕にも作り方を教えて下さい!!僕もそれを作りたいんです!!!」

すると
























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「おひょひょひょ~!!」


あとはもう、こっちのもの。










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そして俺は、今日も今日とて老婆から笑顔を引き出す為に
肩もみに励むという訳である。
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# by kurukurupaaaa | 2007-12-11 19:54 | 街人  

愛すべき変態②

普通、男が生まれて初めて見る射精は、思春期あたり、自分の性器からの射精だと思う。
しかし、俺が生まれて初めて見た射精は、自分からのではなく、見知らぬおじさんの射精だった。
あの時の衝撃と言ったら、それは凄まじいものだった。

俺に「性」の神秘・奥深さを教えてくれた見知らぬおじさん。
そのおじさんを振り返る。

『不思議なチンポのおじさん』

あれは確か小学校2年生の時の夏。
近所の神社に、一人で虫を取りに行った時の事だ。

「ぼうや、何をしているんだい?」
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木陰から、全裸のおじさんがひょっこり現れ、俺にそう声をかけた。
おじさんは片手で、チンチンをもの凄い勢いでしごいている。
今でこそ、その行為が変態行為だと瞬時に理解できるが、
小学校2年生の俺は、まだ純粋だった。

(ああ、このおじさんは、全裸で立ち小便してるんだな)
俺はそう捉えた。

「虫を取りにきたんだよ。」

俺は平然と答え、おじさんとの会話に花を咲かせた。
俺と会話しながらも、おじさんはシコシコと性器をしごいているが、
小便が出る気配がなかなか無い。

今でこそ、その行為が変態行為だと瞬時に理解できるが、
小学校2年生の俺は、まだ純粋だった。
(おしっこの出が悪いから、おじさんは懸命にしごいているんだな)
俺はそう捉えた。


と、その時である!!!!!
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おじさんのチンチンから、真っ白な液体が、すごい勢いで発射されたのだ!!

俺は声を上げて驚いた。

チンチンから出る液体で、この当時の俺が知ってる色は、「黄色」だけであって、
「白」という発想はない。

「おじさん・・・病気なの?」

俺は哀れむような目でおじさんの性器を見つめ、そう尋ねた。

「ああ・・実はそうなんだよ・・」

おじさんは、そう答えた。
今振り返ると、確かに病気である。体ではなく、心の。

「キミもいずれはかかる病気なんだよ」

いずれ自分も、チンチンから白い液体が出る奇病にかかるのか・・!!
その言葉にゾッとしたが、同時に、このチンチンから謎の液体を発射させるおじさんに、俺は強い興味を持った。



以後、毎日の様におじさんは神社に現れる様になり、俺もおじさんを観察する為に毎日神社に通う様になる。
このおじさんの手淫にかける情熱(手淫シップ)は、生半可なものではなかった。
晴れの日は勿論のこと、雨の日や雪の日などは、左手で傘を差しつつ右手で手淫をするのである。

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足元にキッチリとたたまれた衣服が、とても印象的だった。
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「チンチンから白い液体を出す変なおじさんが、神社に現れるんだぜ!」

ある日俺は弟に打ち明けた。

小学校1年生の弟は、当然目が点である。

百聞は一見にしかず。
翌日、弟をおじさんに紹介すべく、神社に連れて行った。

「おじさん、例のやつ、お願いします!」

おじさんは得意げに「うむ」とうなずき、いつも通りチンチンをしごき始めた。
弟はキョトンとした表情で、おじさんのチンチンを見つめている。


するとその時!!!
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小1にして目撃してしまった射精に、弟はパニックである。

今思うと、弟には非常に悪い事をしてしまった。
まあしかし、二つ下の弟は今現在、俺の様に性格が歪む事なくまっとうに人間やってるので
大丈夫だったと信じたい。

で、そんなある日の事。
弟に話した時と同じテンションで、このおじさんの事を母に話した。
学校の教師をしている母の表情は、みるみるうちに曇っていった。

近所の、同世代達の母親が緊急招集され、なにやら深刻な会合が始まった。

その夜、母は俺に優しく

「もうそのおじさんとは会ったらダメよ。」

と、俺を諭した。

会うなと言われれば更に会いたくなるのが恋である。
いや、「恋」というより「変」だが、俺は懲りずに翌日も神社に向かった。
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しかし、そこにおじさんの姿はなかった・・・。

キッチリとたたまれたおじさんの衣服と靴だけが、
境内の隅に物悲しげにポツンと残されていた。

察するに、母親軍団の通報を受け、待ち構えていた警察に、
いつも通り神社にやってきて手淫に励もうとした所、御用となったのであろう。


以後、おじさんを見る事は二度となかった。





あれから20年の月日が流れた。

もし、今、おじさんに会ったら、俺はこう言いたい。



「僕もおじさんと同じ奇病にかかったよ!」
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# by kurukurupaaaa | 2007-12-10 07:04 | 変態  

本日のおじさん・2


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本日のおじさんは、この人。

先日の夜、友人と赤羽駅構内で別れの挨拶をしていた所、
完全に出来上がったおじさんが、おぼつかない足取りで付近をフラフラと歩いていた。

一瞬目が合ったものの、からまれる事なく一度は通り過ぎていった。
ところが、きびすを返して俺達の元へと再びやってきて、見事にからんできやがった。
構内には、俺達以外にも沢山人がいるにも関わらず・・・。

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そしてこの時、一つの謎が解けたような気がした。
自分は今まで、街中で妙な人に絡まれる確率が、普通の人に比べて圧倒的に高い様な気がしてならなかったが、それは絡まれている訳ではなかったのだ。


絡ませていたのだ。


こういうアレな人達は、割と寂しがり屋なタイプが多く、自分の話を聞いてくれそうな人を探す為に、常に電波を飛ばしているのだ。
その電波の周波数と合ってしまったが最後、ラジオの如く、俺という名のリスナーに、彼という名のDJが、ひたすら軽快なフリートークを始めるのだ。


大抵の人はそんな電波に気付かず、いや、気付こうとすらせず、存在自身を見て見ぬフリをする。
だけど俺は暇人なので、敢えてその電波をキャッチし、こちらからも電波を発信する。

「絡んでも、いいよ☆」と。

すると不思議な事に、アッチからコッチにスタスタと歩み寄ってくるのだ。
ちなみにこの時一緒にいた友人も、受け取った電波に返事をするタイプの人種なので、
俺以上によく絡まれる。

話を聞いてあげて気分をよくしたおじさんは、ビールをご馳走してやるというので、駅構内で杯を交わす。

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                    ↑おじさんと、友人。


だんだん間違った方向にテンションの上がってきたおじさんは、駅構内で

「俺は元自衛官なんだぞ!」「隊長!!ミサイルを発射するであります!!!」
的な事を大声で叫び始めたので、

走って逃げた。
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# by kurukurupaaaa | 2007-12-07 06:06 | 街人  

本日のおじさん

先日、フラりと入った居酒屋で、粋なおじさんと隣り合わせた。

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「私はね、こう見えてなかなか楽しい踊りを踊る事ができるんですよ」
「よろしければ、披露しましょうか?」

初対面でそんなこと言われても当然お断り・・・
するはずもなく、せっかくなのでその踊りを披露してもらう事に。

その踊りが・・・・・・・・実に楽しかった!!

写真でしかその楽しさをお伝えする事ができず、非常に残念だが、
とにもかくにも俺はこんなにも楽しい踊りを未だかつて見た事がないのだ。

では、楽しい踊りをご覧あれ。

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そして楽しい踊りを終えたおじさんは、































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勢い余ってハデにすっ転んでいた。
おまけに、店主のおばちゃんに「店の中でハシャぎすぎないで!」と怒られてた。

ふと気付いたら、俺は楽しくなっていたのだ。
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# by kurukurupaaaa | 2007-12-05 21:13 | 街人  

愛すべき変態

俺がまだ小学生だった1980年代。
ユーモアたっぷりな、憎めない変態どもが、近所にうじゃうじゃ存在していた。
そんな中、最も印象に残っている、愛すべき変態をご紹介。
今振り返っても、カレらの素敵な変態っぷりには脱帽する。


その①『ケツおじさん』
小学校三年生の時、俺は近所のそろばん塾に通っていた。
塾が始まるまで、同じく塾に通う近所の子供達と共に、公園や神社や道路などで遊ぶのが日課となっていた。

いつもの様に遊んでいた、ある日の夕暮れ時。
なにげなく見た、先にある曲がり角から、見慣れぬモノが突き出ているのを発見する。

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俺はそれを指差し、反射的にこう叫んだ。

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「アレ・・・ケツじゃねえ!?」
おそらく街角でこんなセリフを吐くのは、長い人生の中、最初で最後ではなかろうか。
不条理な事に、塀からケツ・・正確には白いブリーフがにょっきりと生えていたのだ。

「ケツだケツ!!間違いねえ!」

「行ってみようぜ!」

俺の意見に賛同してくれた仲間と共に、急いでそのケツの元へと駆け寄った。
するとそこには・・・

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白いブリーフに黒い革靴、手には黒いアタッシュケースを持った、絵に描いた様な変態おじさんが存在していたのだ。

もう子供達は大興奮。
おじさんを囲みながら大爆笑。

おじさんは、嬉しそうにニヤニヤと笑いながら、
手に持ったアタッシュケースを地面に置き、
子供達には中を見られぬ様に少しだけ空け、自分だけ中身を確認し、また閉める。
そして素知らぬ顔をして口笛を吹く。

子供達は一斉に食いついた。

「なになに!?中身何入ってんの!!?」「見せて見せて!!」

しかしおじさんは見せてはくれない。

おじさん「見たい?」

子供達「見たい!」

おじさん「どおしても、見たい?」

子供達「見たい見たい!!!」

おじさん「じゃあおじさんのおっぺに、チュウして」


嘘の様な話だが、本当にこんな素敵な変態がいたのである。
以後おじさんは、毎日の様に出現する様になる。

出現パターンは最初と同じく、夕暮れ時に、決まって塀からケツを突き出し、
それを子供達に発見してもらうというものだった。

「あれ・・またケツが出てる!!」「おじさんだ!」

「あちゃあ~またバレちゃった~」

子供に気付かれるまで、ジ~っとケツを突き出して待ち続けるケナゲなおじさんの姿を想像すると、愛らしさすら覚える。
釣り人が、魚がエサに食いつくのを、ジ~っと待ち続けるかの如く。ただ、ひたすらにケツを・・。



そして、おじさんが現れて1週間くらい経ったある日の事。
もう子供達はおじさんにすっかり慣れ、おじさんも子供達にすっかり慣れ、
一緒になって公園で走り回って遊んでいた。
10人くらいの子供達の中に、一人ブリーフ姿のおじさん。
今振り返ると、非常に不条理な光景である。

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で、調子に乗ったおじさんは、公園の中央にあるすべり台の上に立ち、
何を思ったのか皆にこう言い放った。

「今から、このパンツを脱ぐ!」

子供達は、「脱ーげ!脱ーげ!」の大コール。

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そしておじさんは予告通り、見事にブリーフを脱ぎ放った・・・。

そんな状況を偶然目撃してしまった近所のおばちゃんの通報によって、
おじさんは即・逮捕された。

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パトカーの中に、おじさんを押し込もうとする警察官。
押し込まれぬ様、必死に抵抗するおじさん。
抵抗むなしくおじさんは、パトカーに連れ去られてしまった。
その時の光景を、俺は今も鮮明に覚えている。

以後、おじさんを見た者はいない。

あのアタッシュケースの中には何が入っていたのだろうか。

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今となっては知る術も無いし、別に知りたくも無い。
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# by kurukurupaaaa | 2007-12-03 19:32 | 変態