潜入!謎の「赤羽くのいち屋敷」②
こんにちは。「屁」こと、清野です。
続きものを書いておいて、2週間も放置してしまいました。
突然ですが自慢話が二つあります。
①先日、『東京都北区赤羽』を朝日新聞で
取り上げて頂きました。
しかも結構大きく載せてもらえて嬉しかったけど恥ずかしかったけど
結局のところ嬉しかったです。
素敵な記事を書いて下さった宇佐美記者、
有り難う御座いました!
②コメントでもご指摘下さった方もいましたが、
『バカ男子』がテレビブロスが主催するコミックアワード2009で
コミックエッセイ部門1位を頂くことができました。
テレビブロスさん、編集黛さん、有り難う御座いました!
・・・と、一見順調なように思えますが、
どちらの本も特別売れてる訳ではなく、
依然パッとしない状況が続いていることだけは確か。
もっと金が欲しい。あと権力と、土地も。
・・・くのいち屋敷に話を戻します。
人生初の風俗体験。(昔SPAの取材でゲイの発展場には行ったことあるけど)
真っ暗な店内を進む、俺と赤澤氏。
・・と、これでは「潜入取材」という名目で
普通に風俗遊びを嗜むつもりだと勘違いされてしまうかもしれないが、
その辺は赤澤氏と事前に作戦会議済みである。
俺も赤澤氏も大変真面目なので、風俗でケベースなことは
するつもりないのである。
そんな俺たちの計画は以下の通り。
①老若男女、どんな相手が出てきても、プレイはしない
②プレイ時間中に、一つでも多くの赤羽の風俗にまつわる情報を入手する
③いざとなったらキチガイのフリをして奇声を上げて逃げる
こんな感じ。
なるべく汚れずに、なにより無事で帰ることが最優先である。
暗い店内の先には、スーツ姿のおっさんが、何食わぬ顔して座ってた。
風俗の店員というより、どこにでもいる普通の会社員のおっさんといった風体。
おっさん「あ、いらっしゃい。どちらのコースにします?」
俺たち「ここはどういったサービスをしてくれるお店なんですか?」
おっさん「・・・・・」
俺たち「ここはどういったサービスをしてくれるお店なんですか?」
おっさん「体験入門コースと通常コースと忍者MSソフトコースと
大奥大回転のコースがあります」
俺たち「・・・・」
おっさん「・・・・」
サービス内容には一切触れず、コース内容だけを淡々と説明し、沈黙するおっさん。
ますます怪しい。ぼったくられる可能性大。
ここで引き下がった方が賢明かもしれない。
俺たち「体験入門コースでお願いしますー」
当然のことながら、ここまで来て引き下がれないので、
一番安い体験入門コースをお願いすることにした。
なけなしの5千円を先払いし、何度も「追加料金は無いですね!?」
と念を押した俺たちは、おっさんにいざなわれるまま暗い店内に案内された。
暗~い店内。
唯一の明かりは、奥の方のトイレから漏れる、
頼りない青白い明かりだけである。
一体店内がどれほどの広さなのかすら不明である。
俺と赤澤氏は、カーテンで仕切られた個室に、
別々に案内された。
おっさん「ここでお酒を飲みながら、しばしお待ちください」
俺「このお酒、追加料金取りませんよね!?」
おっさん「取りません取りません」
おっさんの言葉を信じ(つつも一応録音はしておいた)、ビールを飲みながら待つ。
カーテン一枚隔てたすぐ隣に赤澤氏はいるけど、
お互い会話をしようとはしなかった。
なぜなら、先に話しかけるという行為は、
相手よりビビってる証、つまり「負け」を
意味するからだ。
本当はどちらもビビリまくっていたけれど、
強がり兼意地っ張りな俺たちは、ただただ沈黙を
突き通し、状況が動くのを待った。
とその時!!
カーテンの向こうから、女人の声が!!
ガラララ・・・
ゆっくり開くカーテンの先にいたのは・・・
忍者だ!
つづくでござる!
続きものを書いておいて、2週間も放置してしまいました。
突然ですが自慢話が二つあります。
①先日、『東京都北区赤羽』を朝日新聞で
取り上げて頂きました。
しかも結構大きく載せてもらえて嬉しかったけど恥ずかしかったけど
結局のところ嬉しかったです。
素敵な記事を書いて下さった宇佐美記者、
有り難う御座いました!
②コメントでもご指摘下さった方もいましたが、
『バカ男子』がテレビブロスが主催するコミックアワード2009で
コミックエッセイ部門1位を頂くことができました。
テレビブロスさん、編集黛さん、有り難う御座いました!
・・・と、一見順調なように思えますが、
どちらの本も特別売れてる訳ではなく、
依然パッとしない状況が続いていることだけは確か。
もっと金が欲しい。あと権力と、土地も。
・・・くのいち屋敷に話を戻します。
人生初の風俗体験。(昔SPAの取材でゲイの発展場には行ったことあるけど)
真っ暗な店内を進む、俺と赤澤氏。
・・と、これでは「潜入取材」という名目で
普通に風俗遊びを嗜むつもりだと勘違いされてしまうかもしれないが、
その辺は赤澤氏と事前に作戦会議済みである。
俺も赤澤氏も大変真面目なので、風俗でケベースなことは
するつもりないのである。
そんな俺たちの計画は以下の通り。
①老若男女、どんな相手が出てきても、プレイはしない
②プレイ時間中に、一つでも多くの赤羽の風俗にまつわる情報を入手する
③いざとなったらキチガイのフリをして奇声を上げて逃げる
こんな感じ。
なるべく汚れずに、なにより無事で帰ることが最優先である。
暗い店内の先には、スーツ姿のおっさんが、何食わぬ顔して座ってた。
風俗の店員というより、どこにでもいる普通の会社員のおっさんといった風体。
おっさん「あ、いらっしゃい。どちらのコースにします?」
俺たち「ここはどういったサービスをしてくれるお店なんですか?」
おっさん「・・・・・」
俺たち「ここはどういったサービスをしてくれるお店なんですか?」
おっさん「体験入門コースと通常コースと忍者MSソフトコースと
大奥大回転のコースがあります」
俺たち「・・・・」
おっさん「・・・・」
サービス内容には一切触れず、コース内容だけを淡々と説明し、沈黙するおっさん。
ますます怪しい。ぼったくられる可能性大。
ここで引き下がった方が賢明かもしれない。
俺たち「体験入門コースでお願いしますー」
当然のことながら、ここまで来て引き下がれないので、
一番安い体験入門コースをお願いすることにした。
なけなしの5千円を先払いし、何度も「追加料金は無いですね!?」
と念を押した俺たちは、おっさんにいざなわれるまま暗い店内に案内された。
暗~い店内。
唯一の明かりは、奥の方のトイレから漏れる、
頼りない青白い明かりだけである。
一体店内がどれほどの広さなのかすら不明である。
俺と赤澤氏は、カーテンで仕切られた個室に、
別々に案内された。
おっさん「ここでお酒を飲みながら、しばしお待ちください」
俺「このお酒、追加料金取りませんよね!?」
おっさん「取りません取りません」
おっさんの言葉を信じ(つつも一応録音はしておいた)、ビールを飲みながら待つ。
カーテン一枚隔てたすぐ隣に赤澤氏はいるけど、
お互い会話をしようとはしなかった。
なぜなら、先に話しかけるという行為は、
相手よりビビってる証、つまり「負け」を
意味するからだ。
本当はどちらもビビリまくっていたけれど、
強がり兼意地っ張りな俺たちは、ただただ沈黙を
突き通し、状況が動くのを待った。
とその時!!
カーテンの向こうから、女人の声が!!
ガラララ・・・
ゆっくり開くカーテンの先にいたのは・・・
忍者だ!
つづくでござる!
by kurukurupaaaa | 2009-11-15 16:59