初めての早退②

訳も分からぬまま、病院に連れて来られた俺。
一体、病院で何をされるのだろうか・・・?


ここからの記憶は、断片的である。





























c0152126_0324971.jpg





























c0152126_0331028.jpg


薄暗く、機械だらけの部屋に連れて行かれた俺は、
頭にカラフルな無数のコードのついたモノを被せられ、
ベッドに寝かされた。

「やばい、改造される!!!」

割と本気でそう思って、俺はガタガタと震えた。

母は部屋の外で待たされている為、医者と一対一。
本当に恐ろしくて仕方がなかった。




c0152126_0333797.jpg


こんな状況でいきなり寝ろなんて言われても、
それは無茶ってもんである。
ただでさえ寝つきが悪いというのに・・・





















c0152126_0335577.jpg

「くすり」というフレーズにビビった俺は、
反射的に「寝れます」と叫んだ。

医者は、どの様な手段を用いてでも、俺の事を寝かすつもりの様だ。

そんな、得体の知れない「くすり」で寝かされて、レイプでもされたら
たまったもんじゃない。まだ童貞なのに。

(ここは寝るフリをして、この場を乗り切ろう)

俺は心の中でそう決意した。






























あの時俺は、寝るフリをしていたのか本当に寝てしまったのか、
今となってはよくわからない。

c0152126_0341457.jpg


頭にコードをつながれたまま、プカプカと幽体離脱をしていた様な気もする。

終始状況を飲み込めないまま、診察(?)を終え、
俺は母と病院を後にした。































病院を出た後、母と文房具屋に入った。
c0152126_0344385.jpg

病院で頑張ったご褒美だろうか、ドラゴンボールの下敷きやら匂い玉やら練りケシやら、
好きなモノを沢山買ってもらい、帰った。
c0152126_035331.jpg


よくわからないけど、病院での検査の結果、「大丈夫」だったらしい。




・・・と、記憶はここまで。
あまりにチンプンカンプンな出来事だった為、
この日の記憶はしばらく脳裏に封印されたままだった。

で、割と最近になって「そういえばあの時のあの出来事は一体何だったのだろう?」と、
ふとしたキッカケで思い出した。
考えた結果、俺の出した結論は


「妄想」

もしくは

「すべて夢」

というものだった。

当時から妄想壁のある、夢見がちな人間でしたからね。





















で、ある日ある場所でなにげなくこの話をした所、
驚くべき事に、数人の人が俺とまったく同じ体験をしていたのだ。

「あ、それ俺もある!!」「私も同じ事された!!」って。


そして全てがわかった。





あの時俺が病院で受けたのは、「改造」でも「レイプ」でも無く、


「脳波検査」

だった様だ。

情緒不安定な子供の脳を調べ、異常があるかどうかを調べる為の検査だ。

おそらく、担任から俺の母に通知がいったのだろう。

「お宅の息子さんの頭の様子が心配なので、一度ちゃんと検査を受けてみてはいかがでしょうか?」

って。


で、早退してまであんな不気味な検査を受けさせられたという訳である。
おのれ担任の小池けい子(逆さから読んでもコイケケイコ)め!!




でもまあ、結果的に「大丈夫」だったようなので、良しとしようと思う。
こうやってインターネットとかも一人でちゃんとできてるし。
[PR]

by kurukurupaaaa | 2008-07-21 00:41  

<< 中国人のN君 あああああ >>